初めに断っておきますが、久しぶりにちょっと貧乏くさい話です。
あなたのおウチには浴室暖房はあるでしょうか?
あるという方、リッチですね。
以下の文章を読む必要はまったくありません。
ないという方、普通は無いですよね!
わたしと同じような一人暮らしの人間であれば、ない方が大半のはずです。
浴室暖房がないと、冬のお風呂場ってスゴく寒いです。
今回は寒い時期のシャワータイムを、わたしがどう乗り切っているかについてご紹介します。
1.基本的な対策
まずは換気扇を止めてしまいましょう。
終わったら必ず回しておかないとカビが生える原因になりますが、シャワー浴びている間だけ止めるのであれば特に問題はありません。
次に順番を見直しましょう。
- 服を脱ぐ。
- 浴室へ入る。
- シャワーからお湯を出す。
この順序で行うとすごく寒いです。
浴室に入った瞬間がまず寒いですし、お湯が出てくるまでは時間がかかるので、最初は冷たい水が出てきてまるで拷問…。
以下の順番で行うと少しマシになります。
- シャワーからお湯を出す。
- 服を脱ぐ。
- 浴室へ入る。
浴室に入る時には湯気で多少浴室が暖まっています。
すぐにお湯を浴びることもできるので、寒さを軽減できます。
でも、これは既に行っている方も多いかと思います。
2.寒さの正体
シャワーを浴び始めて10分ほどすると、浴室全体が暖かくなってくると思います。
この状態にもっと早くすることができれば、寒さを軽減することができます。
どうやって早くこの状態にするかが、寒さ対策のポイントです。
お湯を先に出しておいても、すぐにこの状態にはなりません。
何が暖まれば、浴室全体が暖まったように感じるのでしょうか。
自分の体?それとも浴室内の空気?
答えは浴室の壁です。
温度は高いところから低いところへ移る性質があります。
そのため壁が暖まっていない状態で浴室へ入ると、温かいあなたの体から浴室の壁へ、急激に温度が奪われるのです。
(放射冷却と呼ばれる現象です。)
これが浴室に入った時の強い寒さの正体です。
3.壁を味方にする
先にお湯を出しておいた上で、浴室に入ったらまずお湯で浴室の壁を暖めてしまいましょう。
可能であれば温度の高い熱湯が効果的です。
特に自分に一番近い壁は、念入りに暖めましょう。
そうすることで、壁が温度を奪う存在から温度を与えてくれる存在へ変わります。
何もせずに普通にシャワーを浴びていると、浴室が十分に暖まるまでには10分ほどかかってしまいます。
先に壁を暖めてしまえば、1~2分で浴室が暖かくなってきます。
(水道代とガス代はちょっと余計にかかることになります。)
また、さらに効果を高めたい場合は、換気扇を一時的に止めましょう。
ずっと止めたままだとカビが生える原因になるので要注意です。
4.まとめ
浴室暖房が設置されているワンルームマンションは、かなり稀です。
冬に浴室で寒い思いをされている一人暮らしの方は、多いと思います。
工夫すれば、寒さをだいぶ緩和することができます。
簡単にできますので、ぜひ一度試してみて下さい。
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