4月から社会人7年目の私が、会社であると便利な文房具やステーショナリーグッズを紹介します。
新社会人の方の参考になればうれしいです。
ちなみに私が勤めているのはシステム開発会社で、私の職種はSEです。
1.多機能ペン
社会人になると多機能ボールペンが便利です。
理由は2つあります。
1つ目は、社会人になると書く速さを求められるということです。
会社で働くようになると、会議や打ち合わせに参加する機会が数多くあります。
会議で話をする人は、あなたのメモを取る速さに合わせて、話をしてくれるわけではありません。
大事な部分だけ赤線を引こうと思っても、ペンケースから別のペンを取り出す時間はないです。
そういう意味で、手元でペンの種類を切り替えられる多機能ペンはとても便利です。
2つ目は、社会人になると書く量は求められないということです。
大学生の時、授業中ずっと黒板に文字を書くだけの教授がいました。
試験の問題はそこから出るので、その教授の授業はノートに文字を写すのに必死でした。
社会人ではそんなことはなく、書く速さは求められますが、書く量はそれほどでもありません。(議事録は除く)
話の要点だけを抑えてメモをとったり、線を引いたりすることが求められると思います。
多機能ペンは太めのものが多く、手の小さい方や女性には扱いづらいかもしれません。
でも、仕事で原稿用紙にびっしり字を書くようなことはないと思います。(職種によるかもしれませんが)
素早く使うペンが切り替えられる、書きづらさが気になるほど書く機会がない。
以上の2つの理由から多機能ペンは社会人の必須アイテムだと考えています。
2.蛍光ペン
あなたのペンケースにはカラーボールペンが何本ありますか?
もし1本でもあったら全て捨てて下さい。社会人になったら使いません。
たまにカラーボールペンが必要になることもありますが、それは多機能ペンで対応して下さい。
会社で使うカラーペンとして便利なのは、ボールペンではなく蛍光ペンです。
社会人になると、資料は当然すべてパソコンで作成することになります。
パソコンで作成してプリントアウトすれば、キレイな資料があっという間にでき非常に便利です。
しかし、非常に大きな欠点が1つあります。
作成される資料が基本的に白黒になってしまうということです。(常にカラー印刷の贅沢な会社もあるかもしれません。)
蛍光ペンはこの白黒問題と、非常に相性が良いです。
資料の注目して欲しい部分へ、ピンクの蛍光ペンでサッと線を引きましょう。
白黒の資料にボールペンで線が引いてある資料か、蛍光ペンで線が引いてある資料か、どちらが見やすいのか一目瞭然ではないしょうか?
蛍光ペンは、備品としてオフィスに置いている会社も多く、買う必要はないかもしれません。
良く使う色はピンクです。ピンクは2本持っておきましょう。
3.付箋
大きめの付箋は、まずメモ帳として優秀です。
社会人になるとメモを取る場面は数多くあります。
急な電話応対のときも便利です。
しおりとしても使えます。
分厚い資料に目印を付けようと思うと、しおり的なものがどうしても必要になります。
目印を付けたいページにちょっとはみ出すように貼りましょう。
さらにラベルとしても便利です。
資料だったりパソコンだったりに誰のものかわかるように、付箋に名前を書いて一時的に貼ることがよくあります。
期間が長くなりそうな時は、付箋を貼りその上からセロハンテープを被せたりします。
(すぐにボロボロになるけど。)
付箋は備品として置いてあると思います。
大きさや形の違う何種類かを常備しておくと便利ですよ。
4.針なしホッチキス
会社で仕事をするようになると、紙が大量に発生します。
毎日のようにホッチキスやクリップで留めた、分厚い資料をもらいます。
しかし、だいたい直ぐに役割を終えて、不要な紙になってしまいます。
不要になった紙はシュレッダーにかけるか、処分用のボックスに入れて、業者に処分してもらう会社が多いでしょう。
シュレッダーにかける場合についてですが、ホッチキスの針を巻き込んではいけない機種がけっこうあるんです。
これがメンドくさいんですよね。
資料はドンドン発生するので、いちいち針を外してシュレッダーにかけていると、時間がもったいないです。
なので、まわりに迷惑にならない範囲で(特に小規模な打ち合わせなどでは)針なしホッチキスを活用することをオススメします。
さすがに針なしホッチキスを備品として支給してくれる会社は、まだ聞いたことがありません。
針なしホッチキスは、まだまだ使っている人が少ないです。
でもだからこそ、これで留めた資料を渡すだけで印象に残ります。
変わった文房具で目立とうなんて言語道断ではありますが、針なしホッチキスはエコだし、自分をアピールするために買ってみるのもアリだと思います。
5.シャチハタ
会社に入社すると、印鑑を押す機会が数多くあります。
通常の印鑑や訂正印もあった方が良いですが、社内向けの書類に押す場合はシャチハタで十分です。
新人だと意外と持ってない方もいるのでピックアップしました。
6.カバーノート
社内での打ち合わせであれば、ノートはなくても良いです。
いらなくなった資料の裏にでもメモを取れば十分。
でもお客様との打ち合わせであれば、やはりノートを使うべきですね。
モレスキンなどのオシャレなノートを使うのも良いですが、
個人的には5冊セットで売っているような安いノートを、カバーノート(ノートカバー)と組み合わせて使うことをオススメします。
また、ノートは学生のころは勉強用なので横線だけ入ったものを使うことが多いですが、社会人になるとメモ取りとアイデアをまとめるのが主目的になります。そうなると方眼タイプが使いやすいです。
ノートはけっこうハードに使うことになるので、高級品を使うと書くのがもったいなくなります。
安いノートで価格を抑えつつ、カバーノートで少しフォーマル感を追加しましょう。
ノートカバーの使い方テクニックが紹介されています!
7.まとめ
「誰でも使ってる普通の文房具ばかりじゃん」と思われたかもしれません。
高級な格好良い文房具を使ってみたい方もいるでしょう。
しかし、仕事ができる人で珍しい文房具を使っている人は見たことがありません。
無くした時、壊れた時、それで仕事に影響が出ては困るからだと思います。
仕事ができる人ほど、どこでも買えるようなノートやペンで仕事をしています。
思いのほか長い記事になってしまいました。
どれも高いものではありませんし、100円ショップで買えるものもあります。
自信を持ってオススメできるものばかりですので、新社会人の方は是非活用してみて下さい。