わたしは怒るということをしない。
正確には、怒りを表に出さないというべきだろうか。
他人はわたしのことを穏やかな人間だという。
しかし、決してそんなことはない。
イラッとすることは、正直よくあるのだ。
なぜ怒りを表に出さないか。
一言でいえば無駄だからである。
怒りを表に出して何か良いことがあるとは、私には思えない。
常に怒っているような人間は、人を遠ざけてしまう。
あなただって怒られるかもしれない相手には、話かけづらいはずだ。
よほど人間嫌いでない限り、これはメリットではない。
逆に穏やかな人間は、人を引き付けやすい。
会社の先輩や、学校の先生などをイメージしてもらえば、わかりやすいのではないだろうか?
あなたが過去に出会った親しみやすい人というのは、(少なくともあなたに対しては)あまり怒らない人だっただろう。
怒るという行為にメリットはない。
時間の無駄である。
わたしは怒っている暇があったら、目の前の問題を解決して早く帰りたいのだ。
以上。
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