三菱UFJ銀行、みずほ銀行も含めた大手都市銀行のATM利用手数料を無料にする方法をおさらいします。
なぜ今まで書かなかったかといえば、もうみんな知ってるものだと思っていたからです。
ところが先日知り合いが「日曜日だと、銀行のATMでもコンビニのATMでもお金がかかるじゃん」と言ってるのを聞き、認識を改めました。
知らなかった方、知ってたけどまだやってない方、この機会に手続きしちゃいましょう。
申し込みが必要なだけでデメリットは何もありません。
一回数百円ではありますが、塵も積もればなんとやらです。
1.三井住友銀行
三井住友銀行のATM手数料を無料にするには、「Olive」の申込み/既存口座の切り替えが必要です。
※2023年11月までは「SMBCポイントパック」の申込みが必要でした。
「Olive」は三井住友銀行の5つのサービス使用者へメリットを提供するパッケージサービスです。
5つと聞くと多く感じると思いますが、普通預金口座やネット銀行、Web通帳なども含めて5つのためそこまで面倒くさいものではありません。
クレジットカードサービスの「Oliveフレキシブルペイ」が使用しない人にとっては一番わずらわしいですが、年会費は無料のため作ってしまうのが良いと思います。
「Olive」にすると店舗のATM手数料が無限に無料になります。
コンビニATMについては、選べる特典で選択することで月に一回だけ無料にできます。
その他条件については公式サイトからご確認下さい。
「Olive」への切り替えは店頭では不可で、スマホアプリからになります。
2.三菱UFJ銀行
UFJ銀行の場合は
「スーパー普通預金(メインバンク プラス)タイプ」
に申し込む必要があります。
三井住友との違いとしては、こちらはネットバンクの申し込みも必ずセットで行う必要があります。
そのうえで給与を三菱UFJ銀行で受け取っていれば条件クリアです。
こちらも「ネット通帳の契約」でもOK。
店頭ATMがいつでも無料になります。(コンビニATMは回数制限あり。)
その他の条件はちょっと複雑なので、公式サイトの確認をお願いします。
申し込みはネットバンク開設済みであればネットから。
そうでない場合は、資料請求を行うのが楽です。
(もちろん窓口でも手続き可)
3.みずほ銀行
みずほ銀行も流れは同じです。
「みずほマイレージクラブ」に入会する必要があります。
給与受け取りで条件クリアです。
ただこちらは代替方法として、ネット通帳の契約は使えません。
それ以外も全体的に厳しい条件が多い印象ですね。
さらに、みずほ銀行は申込み方法が面倒くさいです。
ネットから申し込む場合は、キャッシュカード一体型のクレジットカードの申し込みが必須になります。
クレジットカード機能なしのキャッシュカードを申し込む場合は店頭のみとのこと。
4.補足:その他銀行について
大手の都市銀行は、どれもATM利用手数料を無料にする手段があります。
条件はありますが、給与の受け取りで条件クリアとなるので、どこか一つは必ず手数料無料で使用できると言えますね。
その他の銀行についてですが、
地方銀行でも大手の横浜銀行などは、クレジットカードの作成でATM手数料が無料になります。
地方銀行をメインで使っている方も手数料が無料にできないか、一度調べてみる価値はあると思いますよ。
セブン銀行やイオン銀行といった小売系の銀行は、元からATM手数料は無料です。
(時間帯によっては有料の場合もあり。)
また、ネット銀行は、もともとATM利用手数料は無料のところが多いです。
回数制限があったりもしますが。
(ネット銀行は店舗がないので、コンビニや提携先のATM。)
ATM利用手数料がかからないのは、もはやけっこう普通のことです。
手続きも難しくはないのでササッと申し込んじゃいましょう!