まさか全財産を、銀行の普通預金に預けたりしてませんよね?
過去記事でも書きましたが、銀行の普通預金に全財産を預けるというのは、
銀行員の財布に寄付しているようなものです。
過去記事:「あなたには、銀行員が貧困に喘いでいるように見えますか?」
銀行の普通預金の金利がなぜあんなに低いかと言えば、
銀行は国債の運用で利益を出す ⇒ 銀行員がごっそり給料として受け取る ⇒ 搾りカスを預金者に渡す
という構造になっているからです。
この真ん中のステップが不要なんですよね。
ということで、「自分で直接国債買えばいいんじゃない?」ということについて
検討してみたいと思います。
①自分で直接国債を買ってみる。
9月ごろに募集していた「個人向け国債 変動10年」は金利が0.51%でした。
定期預金と比べると、メガバンクの10年定期で、0.1%。ネット銀行の5年定期で、0.21%です。
やっぱり自分で国債を買った方が、金利は高くなりますね。
でも償還が10年後なのはちょっとハードルが高いかも。
②投資信託を通して、国債を買ってみる。
個人的にはこっちの方法がオススメです。
投資信託の「ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)」を通して、国債に投資した場合について考えます。
この投資信託の本日の基準価額は10,289円です。
最近の分配金は毎月20円で安定しています。年間で240円と仮定します。
金利として考えると、2.3%です。
た、高い!
なぜこんなに高いかというと、主に20年国債を組入れているからのようですね。
投資信託だと好きなときに売買できるので、直接購入するよりは安心です。
でも基準価額の低下により、元本割れのリスクもあります。
どちらの方法も、何かしらのリスクはあります。
しかし、一部のお金であれば、これらを利用してみるのはありではないでしょうか?
全財産が普通預金の状態から卒業するための参考にしていただければと思います。
投資は、ご自身の判断と責任においてお取引いただきますようお願い申し上げます。
以上。
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