引っ越し前はマンションに住みつつも、戸建てタイプのフレッツ光を使用していました。
光ケーブルを家の中まで引き込んでもらうやつです。
これは2階に住んでいたから可能だったもので、おかげですごく快適でした。
今は12階なので、さすがにケーブルは引き込んでもらえません。
(高級マンションであれば可能なところもあるのかもしれませんが。)
マンションタイプのフレッツ光を利用しています。電話線で家の中へ引き込むVDSLと呼ばれているやつです。
速度を測ってみると、有線LANでも36Mbpsぐらいしか出ない。
でももう一度測ってみると、52Mbps出ました。
なんだか不安定なのです。
テレワークでWeb会議をしている時も今ひとつ安定感がなく途切れたりします。
いろいろ試してみたところ解決したので、記録として残しておきます。
1.速くするために試すこと
速くするために試すことは1つだけ。
それはモジュラーケーブルを交換することです。
壁のモジュラージャック(電話用の穴)とVDSLアダプタをつないでいる線ですね。
モジュラーケーブルとは、一言でいえば電話コードのこと。
モジュラーケーブルはLANケーブルに比べて、外部からの電波の影響を受けやすく、この区間が長ければ長いほど回線の品質が落ちてしまうのです。
(深くは調べられていないのですが、回線の品質が落ちた結果、再送が発生したりしなかったりするので回線速度が安定しないのではと予想しています。)
マンションタイプのフレッツ光を契約後、業者の方が来るか、機器が送られてきて自分で設置するかは、人によって違うかと思います。
ただいずれにしてもモジュラーケーブルはかなり長いものが、設置される/送られてくることが多いです。
どんなレイアウトで設置することになっても対応できるようにするためかと思います。
↑これぐらいの長さはあるイメージ。
自分で試したところ、短くすれば短くするほど効果が出ました。
なのでオススメはもっとも短い0.2mタイプです。
そんなに高いものではないのでぜひ一度試してみて下さい。
ただ、0.2m=20cmですので、VDSLアダプタの置き場所が壁のモジュラージャックのすぐそばに限定されることになります。
今より少しでも短くなれば効果は出ると思うので、各自の環境に合わせて可能な長さで試してみるのが良いと思います。
また、モジュラーケーブルを短くするとLANケーブルが届かないといったことも考えれられます。
この場合はLANケーブルを長いものに変えましょう。
LANケーブルは長くなっても通信速度にほとんど影響はありません。
2.自宅の通信環境
自宅の契約はエキサイトのexciteMEC光(マンションタイプ)です。
VDSLだと光ケーブル引き込みにはどうしても負けますが、モジュラーケーブルの改善でこれぐらいの速度が安定して出るようになりました。
Web会議の音声もかなり良好で、聞き取りづらいと言われることはなくなりました。
(相手側の通信環境が悪いせいで、相手の声が聞き取りづらいことはありますが。)
短いモジュラーケーブルは全然高いものではないので、マンションタイプのフレッツ光や光コラボで困っている方はぜひ一度試してみていただければと思います。