買書(バイショ)って知ってますか?
先日テレビを見ていたら、買書が趣味だというオジサンが写っていました。
本を読むことが趣味ではなく、本を買うことが趣味なのだと話していました。
読書じゃなくて買書。
なかなか聞いたことない趣味ですよね。
でも振り返ってみると、私も買書みたいなことをしている気がします。
欲しい本はAMAZONの「ほしい物リスト」に一旦登録しておいて、
定期的にブックオフオンラインとかで、まとめてドカンと買うことが多いです。
読書ではなく、買書を趣味とするメリットについて、考察してみました。
読書は本を読まない
読書って趣味の定番ですが、読書が趣味の人ってそんなにたくさん本読んでますか?
野球が趣味の人は、休みの日に「よしっ、草野球が趣味だからグラウンドに行くぞ」ってなりますよね。
でも読書が趣味の人って、休みの日に「よしっ、読書が趣味だから本屋に行くぞ!」ってあんまりないと思うんです。
読書って積極的な趣味じゃないんですよね。
偶然本屋に立ち寄った時に、偶然気に入った本があれば買って、時間がある時にでも読みますみたいな。
「自分の趣味は買書だ!」と意識して本を買うことで、積極的に本を読むことに繋がると思います。
新しいジャンルが開拓できる
趣味が読書だと、買う本は自分の好きな本、最後まで読めそうな本にどうしても偏ってしまいます。
「読書が趣味で本屋にもよく行くけれど、買うのはいつも似たような本だなー」という方、けっこういるんじゃないでしょうか?
本をまとめて買うようになると、同じような本ばかり同時に買うことは避けるようになります。
そのため今まで興味はあったけれど、買うまで至らなかった本も買うようになります。
つまみ読みが身に付く
私はかなり本を買うようになったので、正直ふつうに読んでいたのでは読みきれません。
なので、ほとんどの本は部分的にしか読みません。
本というのはもともと、最後まで読む必要はまったくないんです。
必要な知識が得られたら、または新しい分野への興味をかきたてられたら、それでいいんです。
「趣味は読書」という意識でいると、いつまでたっても読んだ本の数は増えていかないと思います。
本をたくさん読みたい方、また自己投資に興味がある方は、まず本を買うことを趣味にしてみてはいかがでしょうか?
「私の趣味は買書だ、面白そうな本は買って買って買いまくるぞ!」というぐらいの意識の方が、 読む冊数も増え、自分の成長に繋がると、私は思います。
以上。
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