形態安定ワイシャツ使っていますか?
形状記憶ワイシャツという呼び名のほうが、一般的でしょうか。
アイロンをかけなくてもよい、シワになりにくいワイシャツのことです。
実は形態安定ワイシャツには、形態安定ワイシャツのために特別な洗濯の仕方があります。
わたしもつい最近知りました。
もしあなたが「形態安定ワイシャツでもけっこうシワになるなー」と思っているのであれば、洗濯の仕方が間違っているのかもしれません。
photo by Steven Depolo
1.形態安定ワイシャツはボタンを留めたまま洗う
形態安定ワイシャツは、シワになりにくいワイシャツです。
しかし、まったくシワにならないわけではありません。
洗濯でクシャクシャになってしまえば、干すだけでシワをすべて落とすことは難しいです。
形態安定ワイシャツの性能を100%引き出すには、洗濯の仕方にも工夫が必要なんです。
洗濯するときは、必ずフロントボタンを留めて洗濯ネットを使いましょう。
袖や襟のボタンは、外したままで大丈夫です。
これだけで、かなりシワがつきにくくなります。
2.形態安定ワイシャツは濡らして干す
形態安定ワイシャツは、脱水せずにビタビタに濡らしたまま干すのが効果的です。
洗濯機を操作して、洗濯とすすぎだけを行い、脱水はなしにしましょう。
濡らしたまま干すことで、ワイシャツ全体に重みが出てシワが伸びやすくなります。
一度やってみましたが、水がかなりしたたるし不便ですね。
毎回この方法で洗濯するのは、わたしにはハードルが高いと思いました。
3.形態安定ワイシャツはアイロン禁止
「いろいろ工夫してみたけれど結局シワがついてしまった」そんな場合でも可能なかぎりアイロン掛けは避けましょう。
形態安定ワイシャツの形を整えている薬品は熱に弱いため、アイロン掛けをおこなうと形態安定機能が失われてしまいます。
どうしても掛けなければならない場合は中温以下にし、さらに一箇所を熱しすぎないよう気をつけましょう。
また同様の理由から、形態安定ワイシャツはクリーニングに出すと、形態安定機能が失われることがあります。
4.まとめ
わたしが形態安定ワイシャツの特別な洗濯の仕方に気付いたのは、東京シャツでワイシャツを購入したことがきっかけです。
形態安定ワイシャツのための洗濯の仕方について、パンフレットが添付されていました。
洗濯について、さらに詳細な情報が必要な場合は、以下のサイトをオススメします。
形態安定ワイシャツの扱いに、こんなに気を付けるべきことがあるとは驚きでした。
ちょっと面倒くさいですが、形態安定ワイシャツはアイロンをかける時間がないサラリーマンの強い味方です。
正しい使い方で長持ちさせたいですね。
以上。
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